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ロジカルな田んぼに学ぶイノベーションの起こし方

何か新しいことを始めようとするときは基本的に反対意見に合います。

それが当たり前だと思っています。

反対意見の多くは以下の2つに峻別されます。

ー存讐椎柔

⊃靴靴い海箸諒向性が理解されない

△亡悗靴討倭反イ覇く人の場合、組織のビジョンやミッションなどとのずれはどうしようもありません。

しかし,呂匹Δ任靴腓Α

前例がない、どうせ無理だ、時間がない、お金がない、人手がない、やりたくない、などなど

特に最初の前例がないとやりたくないは最低ですよね。

基本的に反対理由が,凌佑亙向性については納得しているため総論賛成各論反対になるわけですし

 

さて、今回の書評はそんないわゆるできない理由に対して徹底的に疑い、イノベーションを起こした人の物語(実話ですが)です

松下明弘「ロジカルな田んぼ」日経プレミアシリーズ

この本の著者は青年海外協力隊で発展途上国に農業指導に行った際の気づきをもとに、実家の田んぼを継いだ後、完全有機無農薬のコメ作りにチャレンジします。

 

現代の農業は、輸入作物の影響もあり、過酷な仕事のわりには儲けが少ないというのが現状です。それだけでは食っていけないことが多いため日本の農業は兼業農家が多いそうです。

さらに有機無農薬農業というものは聞こえは美しいですが、農薬を使わない分雑草や害虫の被害に悩まされますし、化学肥料も使えないものが多いため収穫面でも非常に効率が悪いんですよね。

経営面で考えるならばじゃんじゃん肥料や農薬を使った方が「食っていける」可能性は高いでしょう。

 

しかし著者は有機無農薬農業は労力がかかる割には収穫が少ないという考えを打ちこわし、有機無農薬だけど比較的手間がかからず、十分食っていける状態にしました。

「除草剤を使わなければ雑草が生える」という常識に対して「そもそもどのようにすれば雑草が生えないのか」を徹底的に分析。

田んぼの水位や土の状態を一定にすることで雑草が生えないという事実を発見します。

「農薬を使わないと害虫や病気の被害にあう」という常識に対して「そもそも病気や害虫に負けない強いイネを作る」ことを考え実験を繰り返します。その結果化学肥料を使わないことでしっかり地中深くまで根っこを張った丈夫な稲を育て上げることに成功します。

こうした常識や前例、できない理由を疑っていくことで小さなイノベーションを起こし、結果として農業におおきなイノベーションを起こすことに成功しました。

 

なぜ、松下さんは目的を達成できたのでしょうか。

大事なエッセンスは大きく2つあります。

,任ない理由を疑った

松下さんの取り組みの背景には「除草剤を使わないと本当に雑草が生えるのか?」「害虫や病気の被害にあうと稲はダメになるのか」という考えがありました。このようにできない理由を疑うこと。そして疑うといっても様々な切り口から疑ってみることがイノベーションのきっかけになりました。

△笋蠕擇辰

良い着眼点やアイデアを持つことは非常に大切です。しかし、アイデアは夢想するだけではアイデアのままで一円にもなりません。

大切なのはゴール地点を決めたらとにかく進み続けること。「病気に負けない稲を育てる」ために何度も実験を続けるなどまさにこれですよね。

イノベーションという横文字のおかげでなんやら派手なイメージがありますが一番大切なのは進む方向を決めたらとにかくコツコツやり続けることであるということを示唆しています。

 

このエッセンスって別に農業だけで使えるものではありません。普段の仕事でも言えることです。

何か新しいことをしたいと考えて上司や同僚に提案したけどできないと言われたとき

本当にできないのか?その常識は間違いじゃないのか?をとにかく考えて見てはいかがでしょうか?

 

以上、新しい企画の提案をしていろいろ言われた自分への勇気づけとしても書かせていただきました。

それでは!

 

 

 

 

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